楽天市場のhttps化とは
昨年2017年2月、楽天から店舗様へwebサイト全体のhttps化(常時SSL)の対応を進めていただくよう発表がありました。
そもそもSSLとは、インターネット上でのデータの通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐ仕組みです。ウェブサイトのなりすましや暗号化されていないWi-Fi/Cookieの盗聴などの対抗するためのもので、つまり今回は楽天全体のセキュリティ強化を行う動きということなのです。
また下記の画像のように、部分的SSLではなく常時SSL(サイト内のすべてのページをhttps化すること)に対応することを目指しています。
htpps化のメリットとは
https化(常時SSL)は楽天だけの動きではなく、その他モールやEC以外のウェブサイトでも同じく今後必要になるでしょう。https化を行うことでセキュリティ強化だけではなく、検索順位が優位になるなどのウェブサイトとしての価値の向上にも繋がります。
さらに、https対応がされていないと「安全ではないサイト」というポップアップ表示がされたり、iOSアプリでは見られなくなる等、多くのデメリットが発生してしまうので必ず対応しましょう。
店舗様のご対応事項
そもそもhttps化とは具体的にどのような作業を行えば良いのでしょうか。シンプルに言うと、店舗内URLを「http://」から「https://」に変換する作業です。画像のURLも同様です。
楽天GOLD、R-Storefront機能(TOPページ、カテゴリーページ、商品ページ)の全てのページが該当します。特に商品ページを修正する場合は、Ctrl+F(Macの場合はcommand+F)でhttpを検索して改善する方法をお勧めいたします。
2022年現在は、対応期限が過ぎております。
そのため、ページを更新する際にhttpのURLを使っているソースがあると更新ができません。商品情報の更新や、カテゴリページの更新の際にもここでつまづいてしまうことがありますので、もしそのような状況でお困りの場合はぜひご相談くださいませ。
スタイリストでは、https化の作業サポートもさせていただいていております。下記フォームより、是非ご連絡を下さい。