楽天市場の広告
楽天市場をはじめとしたインターネットモールにおいては売上を伸ばすために、アクセス数を稼ぐ必要があります。そのために欠かせないのが広告ですが、その種類は多岐にわたり細かく分けると数千種類にも及びます。これを楽天市場における広告知識がない中で選ぶことは現実的ではありません。
もちろん楽天市場に出店するとECコンサルタントと呼ばれる営業マンが、お店に最適だと思われる広告を案内してきますが、提案された内容が本当に必要としているものかどうかの判断はつかないでしょう。中には営業成績のために効果の低い広告を無理やり売りつけることもあるかもしれません。
このページでは楽天広告に関する最低限の知識をつけていきましょう。
楽天広告の種類
楽天市場の広告は大きく3種類に分けられます。
1)掲載系広告(露出系)
1-1.検索結果連動型
1-2.バナー広告
2)ニュース系広告(配信系)
3)クリック保証型(CPC広告/CPA広告/ダイナミックターゲティング広告)
です。
掲載系広告は検索結果連動型と呼ばれるユーザーが検索したキーワードに関連して検索結果の上に表示されるタイプと、バナー広告と呼ばれるトップページやカテゴリページなどに掲載されるバナータイプがあります。
掲載費用は幅広く、安いものであれば数万円、高いものであれば数百万円します。
いずれにせよクリック単価(1クリックあたりに生じる広告費用)は50円と見積もられています。例えば、5万円の広告であれば1000クリックされる計算です。
もちろんあくまでこれは目安に過ぎず実際には1000以上クリックされることもあれば、大幅に下回ることもあります。
続いてはニュース系広告について。
これは楽天市場がユーザーに対して送信するメルマガに掲載するタイプの広告です。
(店舗さんが送るメルマガではありません。)
予算に応じて配信するメルマガ数が決まる仕組みになっています。
また、自分がターゲットとするユーザー層にアプローチするため、性別や年齢、購入回数などにセグメントをかけることが可能ですし、優良顧客であるダイヤモンド会員やプラチナ会員に限定して配信することもできます。
最後はクリック保証型広告です。
このタイプの広告は3種類に分けられ、楽天広告に詳しくない店舗様にも比較的手の出しやすい広告になります。
それではその3種類を順番に見ていきましょう。
①CPC広告
CPC広告の掲載場所はスマホの場合は検索結果の最上部5枠、PCの場合は3枠となっています。広告の商品には[PR]の表記があります。CPC広告はユーザーが検索した際のキーワードに連動して商品が掲載されます。店舗様側で掲載商品を選定し入稿を行うタイプの広告です。
②CPA広告
CPA広告はCPC広告に似ていますが、商品が楽天のロジックで自動的に選定され掲載されます。
③ダイナミックターゲティング広告
ダイナミックターゲティング広告はCPC広告とCPA広告とは違い、過去に自店舗に訪れたユーザーを対象に商品が表示されます。こちらもCPA広告同様に楽天のロジックが商品を剪定します。
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