Contents
1.はじめに
Photoshop初心者のEC担当者様向けPhotoshop講座です。
「AdobeのPhotoshopを契約しているけど、うまく使いこなせない・・・。」
「少しの変更で使えるデータがあるのに・・・。」
「セール特設ページの情報を変更したい!」
そんなECご担当者様は多いのではないでしょうか?
今回のコラムでは、お持ちのセール用特設ページの商品画像(jpg画像)を再利用するための「セール特設ページ用画像の商品金額変更方法」をご紹介します!
2.作り方
Photoshopは、1つの画像を作るのに何通りもの作り方ができるツールです。
今回は初心者向けということで、手っ取り早く既存のjpg画像に新たな金額を合成するという方法をご紹介させていただきます。
2-1.まず、フォトショップで該当のjpg画像を開きましょう。
「開く」をクリックして、該当のjpg画像を選択してください。
今回は「1000px × 750px」サイズの画像を使用します。
選択し開くと、フォトショップ上に画像が表示されます。
2-2.上部のウインドウを開きましょう。
今回使用したいウインドウは、
・プロパティ
・レイヤー
・文字
この3つです。
これらのウインドウを表示させてから作業を進めると作業がスムーズです。
(すでに該当のウインドウが表示されている場合は、割愛してください)
2-3.早速金額を変更しましょう。
今回は、初級編ということで既存のjpg画像に図形を合成し、その上に新たな金額を書き込んでいきます。
2-3-1. 長方形を使って過去の金額を消す
まず、古い金額を隠し、新しい金額を記載する土台を作ります。
ツール内にある四角の書かれたボタンを長押しすると表示される「長方形ツール」を選択してください。
「長方形ツール」はその名の通り、長方形や正方形を描くツールです。
選択をするとカーソルが十字へと変わりますので、このカーソルを消したい文字の斜め左上へ持っていき、そのまま斜め右下までドラッグ、金額の上に長方形を配置します。
次に、出来上がった長方形を金額の背景と同色にするため、上部の「塗り」→右上の虹色に表示されている「カラーピッカー」を順にクリックしてください。
カラーピッカーのウインドウが現れたら、カーソル(スポイトに変わります)を背景色である白色の上へ持っていき、クリックすると色が選択されますので、「OK」を押してください。
すると長方形の色が変更され、イベント名がきれいに隠れました!
2-3-2. テキストで新たな金額を入力
次に、新しい金額を入力しましょう。
文字ツール選択後、カンバスの中をクリックすることでテキストを入力することができます。
入力の際は、先ほど作成した長方形の上以外の場所をクリックして入力を開始してください。
そうすることで、文字レイヤーが全レイヤーの一番上となりますので、後々の文字移動が楽になります。
今回は仮に「4,500円」を変更後の金額とし、一旦入力しました。
◆フォントを変えたい時・色を変えたい時
選択ツールで文字を選択した後、文字ウインドウから変更ができます。
今回は元々のイベント名と同じく
・フォント→小塚ゴシック
・色→黒
を使用しております。
2-3-3.金額を適切な位置に移動し、大きさを整えましょう。
あとは、打ち終わった文字の位置とサイズを調整すれば完成です!
文字を動かす&文字の縮小拡大は、選択ツールを使用します。
まずは文字を移動させて、「円(税込)」の横へ配置します。
選択ツールで文字を選択、ドラッグで移動させたい場所まで持っていきます。
大きさの調整は、シフトを押しながらマウスを動かすことで文字の比率が変わることなく
縮小拡大が可能です。
あとは微妙な位置調整で、見栄えを整えましょう。
違和感なく金額を変更することができました。
2-3-4. 保存方法
「ファイル」から、「保存」を選択し、ファイル名を記入後psdデータを保存してください。
PSDデータが保存できたら、jpgファイルも保存しましょう。
「ファイル」から「別名に保存」を選択して、ウインドウの下部にある拡張子を選ぶタブからjpgを選び、保存してください。
3.最後に
いかがでしたか?
図形と文字入力のみで簡単に金額を変更することができました。
以上の方法を応用して、画像内の「ポイント10倍」や「送料無料」部分にも変更を
加えることが可能です。
金額変更以外にも、「商品名を変えたい!」「消したい文言がある!」という場合でも
お使いいただけるテクニックなので、お困りの方は是非ともお試しください。